竹取物語
筍のおいしい季節、いろいろなものが空気中をモヤモヤ漂っているようですが、新緑には目が洗われるようですね。お店の前も並木道になっているのでとても気持ちがいいです。
かぐや姫を竹の中から発見したおじいさんも、筍を掘りに竹林へいったのでしょうか。それとも竹細工の職人さんだった?
そう、本日はとても愛らしいお軸のご紹介です。作者は水墨画でわけても竹絵の名手だった大徳寺の明堂和尚。「竹取姫図」です。
上の写真を見ると「どこに?」とお思いになるかもしれませんが、姫を見つけた途端あまりの可愛らしさに声がでてしまうこと間違いなしです。文字通り「掌中の珠」とでも呼べそうな小ささ。赤ん坊ではなくすでに十二単を着こなす立派な淑女が、竹の節にちょこなんと乗る様子が可憐です。
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