海外からのお客様

金沢の名所・兼六園、21世紀美術館に至近という場所柄か最近は海外のお客様も1日のご来店者の何割かを必ず占めています。

昨日も毎年日本へ旅行し、金沢も2回目だという方がお見えになり、およそ1時間余りじっくりと商品をご覧になっていかれました。

その際にお買い上げいただいたものの一つが上の加賀伊万里の小皿です。加賀伊万里は大聖寺伊万里とも言われ、加賀地方大聖寺で造られた伊万里風の焼き物で、このお皿の場合は裏に「九谷」と入っています。明治ごろに造られたものですので、ちょうど九谷焼が国内販売より海外輸出に力を入れて生産に励んでいた時代です。

日本人からしたら九谷焼といえばまず青手なんかの緑と黄緑が余白なく大胆に濃密に色づけされたものがまず思い浮かびますが、明治のころJAPAN KUTANIとして世界に売り出された九谷は主に赤と金を組み合わせた豪華かつ繊細な絵柄が多かったようです。

そして現代に至ってもやはり海外の方、特に欧米の方はそうした時代のものを好んで買っていかれる方が多いように思います。明治のころに誰がどのようにマーケティングを行っていたんでしょうか、見事な嗜好の把握ぶりです。私もこういうの好みだわという方、当店Yahoo!ショッピングストアにて販売しております。残り2枚となりましたのでお早めに!

しかし、この短い3カ月ほどの勤務歴の中で一番印象的だった海外の方のお買い上げ品は全く異なるものでした。

総重量8キロほどにもなろうかという釜と風炉のセットを担いで帰った方がいらしたのです!最終的には出国までに送るかも、という話でしたが、自分が旅行する場合を考えると驚きの一言です。前回、来日したときも同じようなものを購入したということでしたので、相当お好きなんですね。またのご来店をお待ちしています♪

 

金沢マラソン

へ、へへ、完全にシャッターチャンスを逃しました…まぁ、車が1台も通ってない広坂通りも珍しいかなと(^-^)ゞ

こんな日に限って携帯すら忘れるもんですから、ちっとも様子が撮れなかったのです。

出勤した時には道幅いっぱいに蛍光色のカラフルな人並みが広がっていたんですが、それが行列のしっぽだったようで。朝早くからヘリコプターは飛ぶ、救急車は出動する(これは別件かも…)、大音声のアナウンスが響きわたるという非常なにぎやかさでした。

上の写真も撮る瞬間の一秒前は着物美人がしゃなりしゃなりと道の向こうを歩いて行き、こちら側にはハロウィンの仮装をした2人連れ、とある意味?金沢っぽい場面があったんですがね~、それすらも撮れず…

さぁ、今現在ランナーの皆さんは金沢ならではの曇天の下、走ってらっしゃるところですね。Enjoy!

 

 

Yahoo!ショッピングストア開店

このホームページと同時進行で進めていましたYahoo!ショッピングのお店ですが、

2度の不備修正を経て本日ポロリと開店してました‼

開店の瞬間はあまりにあっけなかったので記念にこちらに投稿しております。

 

まだまだ登録商品点数は少ないのですが、よろしかったらご一覧ください。

http://store.shopping.yahoo.co.jp/ito-shoyudo/

 

秋の週末お出かけ日和

img_20161016_121737金沢市民あるあるで珍しく抜けるような青空に恵まれると、すぐ写真を撮りネットにあげるという指摘を聞いたことがありますが、全くもってその通り。

芸術の秋、食欲の秋に秋の行楽日和が続く10月前後は毎週末、中心部の中央公園(今は四高記念公園とかいうのでしたっけ)と隣に続くしいのき緑地で何かしらイベントが開催されています。

お店からは1本道を挟んで向こう側なのでお昼休みに覗いてみたり…。

今週末はいしかわ食のてんこもりフェスタとスイーツ博の2本立て!!ケーキ屋さんに負けないくらい和菓子屋さんもずらりと並び、さらにアイスクリームのブースまであり大行列です。石川県は和菓子とアイスクリームの消費額が全国1位らしいのですが、こういう場所での出費もカウントに入るのでしょうか。

会場ではすっかり地元で顔なじみとなった「ひゃくまんさん」のフワフワがひげをゆすりながら秋空に揺れていたので撮ってみました。ほら、食のイベントなのに空を撮る…

九谷焼 金閣寺鉢 鏑木製

p1030401昭和初期の造りと思われるまばゆいばかりの九谷焼の鉢です。

写真がつたなくてこの美しい輝きを伝えきれているのかわかりませんが、金閣寺の景色も渕の小紋も非常に精緻な筆使いで仕上げられています。

詳細などお問い合わせはどうぞ076-231-6631までお電話ください。全国へ発送も承っております。お買い上げいただきありがとうございます。

文章練習~月より団子~

p1030029記事を書くときはだいたい700字程度を目安に、と教わったのですがふだん文章をそんなに書く習慣がない身としてはかなりの長文です。何を書こうかな、と考えたときに最近知って一番「へ~!」と思ったことにしようと思いつきました。

来週は十三夜の月だそうですが、先月の中秋の名月は曇り空の多い金沢でも珍しくちょっとお月様を拝むことができました。ふと思い立って月見団子を作ってみたのですが、いざ盛り付ける段になってどうすればいいのかよくわかりません。なんとなく「サザエさん」の映像だけを記憶の糧にピラミッド型に積んで済ませたのですが、その数日後、ローカルペーパーに正しい月見団子の積み方という小さな記事を発見してしまいました。

その記事によれば、初めの段は中心の1個の周りに亀甲型に6個、計7個を並べ、中段には4個、そして頂上に1個と団子の数が12か月分12個になるように置くのだそうです。さらに今年はうるう年なので初めの段にもう1個足して置くんだとか。皆さんはご存知でしたか?

この歳になっても日々へぇ~と思う小さなことがあるものですが、これは特に最近知ったことの中では印象的でした。

写真はお月見にもぴったりの「吹墨うさぎ皿」です。絵付けが皿の半分だけなのでこれを盛り付けの中に活かしたりしてちょっと遊べそうですよね。詳細などお問い合わせはどうぞ076-231-6631までお電話ください。全国へ発送も承っております。

 

プレオープン

%e4%b8%ad%e5%a4%ae%e5%85%ac%e5%9c%92ネット上では、はじめまして。

石川県金沢市に古美術のお店を構えます伊藤尚友堂と申します。

金沢で唯一の繁華街・香林坊から一番人気の観光スポット兼六園・21世紀美術館へ向かう途中、並木道の美しい広坂という通りに面して当店はあります。もう10月に入ったというのに何だか蒸し暑い日が続きまだ半袖でいたりなんかしますが、やはり並木道は着々と美しく色づき始めています(すこんと抜けるように青い空との対比があったら良かったんですが、このどんより具合がまた金沢らしさということで…)。

ホームページなるものを開設しようとこの夏から数か月やって参りましたが、いよいよ今月、皆様に正式にお披露目できそうです。

現にもう一部はネットで見られる状態になっているとのことなので、もしかしたらどなたかキャッチしてくださるかもしれないとこうしてひっそりつぶやいてみております。

現在ホームページに先行してヤフーオークションへも参加を始めていますが、落札いただいたお客様の中には金沢のお店でお買い物をされたことがある、という方もいらっしゃってうれしい限りです。

新入荷の商品をご紹介するばかりでなく、こんな時代のこんな作品を探しているといった商品リクエストも受け付けておりますのでお気軽にinfo@kagabijutsu.netまでお便りくださいませ。

 

Hello, we sell Japanese and Asian antiques in Kanazawa, Japan. We are located on Hirosaka street, just on the way to world famous Kenroku-en Park or 21st century modern art museum from Korinbo, main street of Kanazawa city centre.

If you have a plan to visit Kanazawa, please drop in our shop:) You could find a best Japanese souvenir of over 100 years-old like small soy sauce dish with beautiful color, little vase in interesting shape or wonderful lackerware at reasonable price for your Sushi party!

If you have any inquiries, please e-mail to; info@kagabijutsu.net